この街で、生きてかなきゃ。

V6が元気の源。目の前のことを大切に、この街で生きていきたい。

期待。

Truly, One Man was Standing there.

 

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2016年2月7日(日)14:00

One Man Standing @オーチャードホール

坂本昌行ミュージカル・コンサート『ONE MAN STANDING』オフィシャルサイト

坂本くんのソロコンサートに行ってきました。

 

 

開演までには、いろんなことを思いました。

ミュージカル曲だけをするというこのコンサートで、坂本くんがどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。6人ではない、ひとりしかいない舞台で、どう魅せるのかという疑問。

つまらないステージを見せられたら、私は坂本くんを嫌いになってしまうんじゃないかという不安。

でも数々のステージを経験してきた坂本くんなら、きっと素晴らしいステージを見せてくれるに違いないという期待。

信じられないほどいろんな感情が押し寄せてきて、自分が過去に出た本番と同じくらいの緊張感のまま、座席に座りました。

  

 

 

ステージが終わって、ずっとふわふわしていました。

それこそ、開演前よりもいろんな想いが押し寄せてきて。

 

 

ときに柔らかく、ときに鋭い歌声。

ロングトーンとビブラートの使い分け。

ダンサーさんたちとの息の合ったダンス。タップ。

バランスの取れたスタイル。

そして、スターのたたずまい。

ベストオブ坂本昌行

でした。

 

そして、脇を固めてくださっている方々がすごかった。

吹奏楽を長いことやっていたので、生演奏についてはいろいろうるさいのですが、いままでの人生でも五本の指に入るぐらい、クオリティの高いバックバンドでした。とくに管楽器。特にトランペット。

そして羽毛田丈史さんのピアノ。ドラマや映画の音楽の話をステージ上ではしていましたが、私にとっては地球に乾杯の曲の方です。

そして、アンサンブルの方々。経歴など詳しくはチェックしていないですが、間違いなくこの方々だけでミュージカル成立する、ダンスも歌もきちんとした方々でした。女性だけのHeroがかっこよかった。

 

個人的には、RENTのSeasons of Loveが世界で一番好きな曲で、それを素晴らしいキャスト・バンドのみなさんで演奏してくれたということが一番うれしかった。

そして、その真ん中に坂本くんが立っている。Seasons of Loveを歌っている。ということ自体に、感動しました。ハンカチを口に当てていないと、声が出てしまうんじゃないかと思って、息を長い間止めてしまうほど、泣きました。

 

 

 

 

 

だけど。。。

ちょっと思うこともあって。。。

 

まず、One Song Glory。RENTが好きだと言ってくれるなら、もう少しだけ世界観を大事にした歌い方をしてほしかったです。前日に歌詞飛ばしたから、探り探りだったのかもしれないけれど。

この曲は、死ぬ前にいい曲を書きたい。という、ものすごく強い、念に近い想いをぶつける曲なのです。さらっときれいに歌っている印象だったのですが、もっとシャウトしてもよかった。というか、坂本くんならもっと感情ほとばしる歌い方ができるんじゃなかと。もったいない。おしい。と、思いながら聴いていました。

 

それから、トーク。長く感じました。Vコンやトニコンなら、みんなのおしゃべりを聞くのも楽しいです。けど、これはソロコン。おしゃべりよりも、パフォーマンスをもっと密度濃く見たかったです。

これはどちらも、アイドル坂本昌行ではなく、ミュージカル俳優・アーティストの坂本昌行を、強めに期待していたので、私はこう感じたのではないかと思います。一曲一曲は本当にいいと思えるものが多かっただけに、本当にもったいない!

 

 

 

 

ごちゃごちゃと言いましたが。トータルでは満足しています!

前日までチケットなしの状態でしたが、前日にいいご縁があって、千秋楽に入れることになり。14年ぶりに生坂本くんを、前から6列目という結構な至近距離で見られて。

 

 

それから、このお話。

かなり端折って書いていますが。レポ書こうと思って、いろんなことを思い出そうとしたとき、一番にこのくだりがでてきました。

 

私、いま仕事で、ちょっと行き詰っていて。

このままここにいたら、楽で楽しいけど、これ以上上はない。だからといってここ以外の場所に行くと、またいちから仕事を覚えなおさないといけない。いまの立場もなくなる。どっちに行ったらいいの?私はどうするのが一番幸せなの?半年以上、ずっと同じことを考えて、結論が出なくて、考えるのをやめてしまう。ということを、ずっと繰り返しています。

でも、今日坂本くんの言葉を聞いて、これは近道なんだ。この道をとにかく一生懸命進むことでしか、道の先にはたどり着けないんだ。と思えました。

目の前の仕事を、一生懸命がんばる。

もう、やっぱりそれしかない。って、やっと納得できました。

 

 

もしも、#OMS2017や#OMS2018があるのなら。

そのときは、今日よりもっともっとミュージカルスターな坂本昌行が見たいです。

そして、今日よりももっともっと強く、しなやかな自分になれるように、その日まで私も、自分の人生をあきらめずに、一生懸命生きていこうと思います。

 

 

 

 

Surely, One Man will be Standing there again.